マル秘展へ行ってきました(2月のはなし)
2月の話になりますが、展覧会へ行ってきたのでその話題を載せたいと思います。
「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」という展覧会で少し変わったタイトルですがその内容はと言うと、日本を代表する著名なデザイナーの作品の完成に至るまでの過程やラフスケッチ、模型などの足跡を展示するという普段なかなか見られない企画です。
東京ミッドタウンにある「21_21デザインサイト」という場所でさほど大きくない会場なのですが、メイン展示はそこにひしめき合うような感じで何と言うか独特の雰囲気でした。見慣れたロゴや商品の形がどのように完成・変化していくのか、単純に思えるような商品なども様々なプロセスを経て世に出ていることが分かるような展示内容で、デザイナーによって物凄く下絵やデッサンが上手かったり(当たり前ですが)理解できないようなメモや文章の記述があったりなどとても興味深い内容でした。
なんと驚くことに会場は写真撮影も大丈夫で、会場でも若い学生と見受けられる方々や、そのような仕事に携わっているだろう方々が熱心に見入っていたり撮影をしたりとかなりの熱量も感じました。何より撮影OKという部分に、この先のクリエイターに対しての寛容さのようなものを感じてしまいます。
当初パッと見た感じで直ぐに見終わるかななんて考えていたのですがじっくり見るとそれなりに時間かかります、私はそれぞれの持つパワー(のようなもの)が凄いので見終えた頃にはかなりの疲労感でしたが見に行って本当に良かった展覧会でした、お勧めです。
八木
※当初は3月末くらいまでだったそうですが新型コロナの影響で休止などもあり
現在は事前予約制にはなりますが9/22までの開催で展示再開しているそうです
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