本襖を張ってみる・・・
すっかり秋めいてまいりまして、肌寒い日すら続いてきておりますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?。
私ここ数週間、じつは家の襖の貼替(張替?)に没頭しておりました。本当は暑さの残る日々に済ましておきたかったのですが、やはり職人もの、なかなか思い通りにいかず、段取りもはかどらず、かなりの苦戦を強いられましたが・・・へへへ、そこは私。なんとかマスター(といってはプロに叱られますが)することができました。
まずは枠を外し、張り付けてある紙を全て剝してから、高圧水栓でしっかりと紙のカスを取り除きました。通常は表紙の張替のみすればいいのですがなんせ年代物。勉強かねてさいしょっからの貼り直しです。
実は枠の下側の緑色に見えるのが合わせ紙(だったかな?)、一段目を張り終えています。この上に茶ちり紙を数か所に分けて貼り、その上に仕上の表紙を貼るのです。高級な貼り方になるとこの間のものが何重にもなります。貼上りが重厚感と肌触りがまるで違うらしいです。
これが茶ちりをはったところ。
こちら、っちょっと小さいですが天袋の襖の表紙を貼りのばしているところです。横のコップは紙に吹き付ける用・・・ウソです、お休みならでは、お酒呑みながら楽しんでやっていたりします。 頑張ったのですが今週も枠をはめるまでたどり着けませんでした。また後日ご報告したいと思います。
さて、今月末は私共、秋の大感謝「暮らし、うるおいフェアー」です。そろそろ皆様のお手元にもお知らせが届いているのではないでしょうか?。皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。
いよいよますます寒くなっていく秋の気配、お風邪など召されぬようご自愛下さい。それではまた次回。
日野
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